貴方は痩せやすい性格？痩せやすくなるSNSの活用方法と2.5倍太りやすくなるセルフイメージ

痩せやすくなるSNS活用術

2017年カリフォルニア大学の研究者たちが4年間ダイエットコミュニティサイトに投稿された数万件の投稿を調べた研究結果が発表されています。

ダイエット中に自分の自撮りを乗せている回数が多い人ほど痩せやすくなり、セルフコントロール能力が高まることが明らかになりました。

しかも、驚くことにSNS投稿の内容は何でもよく、ダイエットがうまくいってない状況であっても、その都度をSNSなどに投稿するだけでダイエットの成功率を高めてくれる効果があるとされています。

『３kg痩せていた』『今日も過食してしまった』などうまくいかない内容でも投稿することに意味があります。

自分の体を自撮りした写真を載せればその効果はさらに高まります。

自分の立場を明かすと同調圧力がかかる

SNSなどに目標やダイエットの報告など『自分の立場を表明するような行動』をとることで私たちの心理には同調圧力がかかります。

同調圧力は自己コントロール能力を大きく高めます。

同調圧力を利用することで自己コントロール能力が2倍も高まり、その影響でダイエットの成功率が上がります。

自分の体型が嫌いな人は、4年後に２.5倍太りやすい

『自分の体型のイメージと実際の肥満にはどういった関係があるのか』

2015年テキサス大学の調べでは、

自分の今の体型にネガティブなイメージを持っている人ほど1年後さらに肥満が加速していたという傾向が見られました。

自分の体型を嫌っていた人ほどそうでない人に比べて4年後に太ってしまう可能性が２.５倍も高かったのです。

つまり、自分の体型や体重が嫌いな人ほど太りやすくなるという訳です。

ネガティブなセルフイメージが、ダイエットをより困難にします。

セルフイメージが悪いと太る理由

『早く痩せよう。』『自分の体型をどうにかしよう』と強く思うほど、食事を抜いたり、カロリーを減らしすぎたり食事のリズムを頻繁に変えがちです。体重を減らすためには、長期に亘り一定の食事ペースでパターンやリズムを守る必要があります。

『痩せたい』と強く願うほど自分の体型へのストレスが増えて、食事リズムを頻繁に乱すようなダイエットをしやすくなります。

それによって肥満が加速してしまう恐れがあるのです。

なのでダイエット中は日々の健康のためにも食事は一定のペースを守ることが大切です。

ダイエット中の考え方、性格傾向

十人十色、人のそれぞれあるのが『ダイエット観』ですが、皆さんはどんなダイエット観をお持ちですか？

『ダイエットは有酸素運動が大切』『運動より、糖質制限をするべき』など様々です。

しかし、そのダイエット観を変えなくてはダイエットは一生成功できないかもしれません。

2013年ミシガン大学などの研究者たちが５カ国のBMIのデータをごっそりまとめて精査したところ

『肥満はカロリーの取りすぎが原因』と考えている人より『肥満は運動不足が原因』と考えている人の方が太り過ぎになる確率が高いと判明しました。

また運動をした人は頑張ったご褒美として普段よりも多くカロリーを摂ることが多く、そうでなくても普段からカロリーのとりすぎが原因と考えている人より多くのカロリーを摂取していることがわかりました。

性格の傾向によっても痩せやすさが変わります。

考え方によって太りやすさが変わることをお話ししましたが、性格はどうでしょうか。

『衝動的な人ほど肥満になりやすく、好奇心の強い人や真面目な人ほど痩せている傾向がある』ということです。

ビッグファイブで言うと、神経症傾向が高く、誠実性が低めな人ほど太りやすくなってしまう傾向があります。

衝動的な人はストレスを溜めやすく、コツコツやるのが苦手といった傾向になりやすいのが特徴です。さらに、衝動性が高くなると食べすぎや飲み過ぎに走りやすくなることも明らかになっています。

対処法としては、生活環境や日常的な習慣を変えることが必要です。長期的に不安や緊張などのストレス対策をしていきましょう。

自分の周りに誠実性の高い友人を置くと言うのもポイントです。一緒にいる時間が長ければ性格傾向が似てくることもあります。

私も元々は衝動的なタイプでしたが、周りの環境で性格傾向が変わりました。

性格傾向は環境や経験で変わることもあるので、一度自身の性格傾向を調べて自分自身を見つめ直すのも良いでしょう。

お急ぎの方は、簡単なビッグファイブ診断をどうぞ。