入浴が美肌を育む3つの理由！関係性と美容に良い入り方をご紹介

毎日のお風呂時間は1日の疲れや溜まったストレスを癒す楽しみなひとときですが、ちょっとの工夫とアイディアをプラスするだけで、美容への優れた効果が期待できるんです。

今回はお風呂時間が美肌を育てる理由や関係性、ツヤとハリのある美肌を目指すための効果的な入浴ポイントを分かりやすくご紹介。

いくつもある美容法の中でも、お風呂時間の美容は毎日のルーティンで続けやすい習慣になるため、お伝えするお役立ち情報をぜひ参考にしてくださいね。

入浴が美容に良い3つの理由

何気なく過ごすことが多いお風呂時間は、ストレスや疲労のケアに効果的というイメージが一般的ですが、お肌にもいくつもの恩恵を与えることができるんです。

ここではお風呂時間と美容の関係性、それぞれが美肌作りに良い3つの理由を一緒に見ていきましょう。

お風呂に入っていると、カラダがポカポカと温まって毛穴が開き、汗が出やすくなります。

お風呂時間に流れる汗は「天然のクレンジング剤」と呼ばれるほど毛穴の奥深くに詰まった老廃物や毒素を流す浄化作用があると言われています。

またお風呂で全身が温まると、血行が促進されて血色感の良い肌色に変わり、デトックスをしながらのアンチエイジングにもアプローチできますよ。

お風呂時間に起こるヒートショックプロテイン現象とは、皮膚に熱の刺激がかかり、タンパク質が発生する仕組みのことを言います。

ヒートショックプロテインで発生したタンパク質は、

という、いくつもの美容に良い要素が。

38～42℃程度のお風呂に10分程度入浴するだけでヒートショックプロテイン現象が活性化すると言われています。

お風呂に入るとすぐに、カラダが軽やかになる変化を実感したことがありませんか？

これはお風呂の水圧による浮力作用が働き、こわばった筋肉や神経をほぐすことで軽やかさを実感できるようになるのです。

お風呂時間の浮力作用は、血管を拡げて血流を促す自律神経・副交感神経の働きが優位になり、お肌に酸素と栄養が届きやすくなります。

またお風呂時間はシミやシワの原因となる活性酸素の発生を抑えたり、リラックスした状態を長く維持できるため、美容と心身両方のバランスケアに役立つのです。

いつもの何気ないお風呂時間が、実は美容に良いたくさんの要素があるのは嬉しい発見でしたね。

続いては入浴の美容効果をさらに活かす、おすすめの入り方をご紹介してみたいと思います。

入浴時間に発生するヒートショックプロテインは、38～42℃のぬるま湯に10分程度浸かり、3回繰り返すことが効果的と言われています。

またこの入浴方法は、カラダが保温された状態を長くキープするため、

などなど、美容はもちろん健康面にも良い影響を与えることができます。

寒さが気になるこの季節は41～42℃、温かい季節は38～40℃の湯温に調整して、10分じっくり温まる入浴を3回繰り返し、早めに習慣づけてみてくださいね。

インバスケアコスメとは、

といった特徴のあるお風呂時間専用のケアアイテムのことを言います。

インバスケアコスメはお風呂に入りながらボディやお肌のケアができるため、忙しい毎日を過ごす女性にもピッタリ。

またお風呂時間は汗をかきやすく水分蒸発によってお肌が乾燥状態にあります。

インバスケアコスメはお風呂時間のお肌の乾燥をケアし、うるおいを保持するため入浴後もしっとりした肌質をキープできますよ。

38～42℃の入浴の締めには、水に近い湯温のシャワーで皮膚をクールダウンさせることが美肌作りに役立ちます。

水に近い湯温のシャワーを全身に浴びると温まった血管が冷えて刺激がかかり、血流が一気に活性化してお肌の新陳代謝の促進、若々しい血色感のある美肌にアプローチできますよ。

疲れや忙しさを感じていると、ついバスタブに浸かる入浴をせずシャワーのみで済ませてしまうことがあるのではないでしょうか？

シャワーのみでは入浴の3つの美容効果が発揮できないと言われているため、早めにお風呂に入る習慣を調整して、イキイキ・つややかな美肌を取り戻していきましょう。