キャビテーション痩身の仕組みと効果を引き出すためのコツを解説

食事制限やハードなトレーニングによるダイエットは挫折しやすく、そもそもの正しく効果的な方法がわからない部分もあるのではないでしょうか？

今回ご紹介する「キャビテーション」は、セルフエステサロンでの導入や家庭用の痩身機器として話題を集めているツールのひとつ。

ダイエット成功の要となる脂肪細胞にアプローチできるキャビテーションについて、ここでは痩身の仕組みや効果を引き出すためにできるセルフケアのコツをわかりやすくお伝えしていきます。

キャビテーションとは？機能の特徴と痩身の仕組みを解説！

キャビテーションはかける圧力の差によって液体の中に気泡が生じる現象のことをいい、空洞現象と呼ばれています。

セルフエステや家庭用痩身機器としてのキャビテーションは、この原理を利用した痩身機器で、幅広いパーツに使うことができます。

キャビテーションは脂肪細胞自体にアプローチする痩身機器

脂肪細胞自体へのアプローチは、食事制限やトレーニングといった一般的なダイエットでは難しいと考えられています。

キャビテーションは、

• 液体＝脂肪
• 気泡が発生する＝気泡がはじけるチカラが脂肪細胞を壊していく

という特徴があり、贅肉やたるみ、セルライトが気になる部分に機器を当てると、発せられる超音波の振動で体内の水分の中に気泡がどんどん発生していきます。

すると気泡が弾けるエネルギーで脂肪細胞に負荷がかかり脂肪細胞自体が破壊されていくため、痩身や部分的なダイエット、サイズダウンに働きかけていくことができます。

キャビテーションは脂肪細胞を流しやすい体質に整えていく

キャビテーションの超音波によって生み出された気泡が脂肪細胞を破壊すると、脂肪細胞は一気に分解・乳化していきます。

キャビテーションを使ってからしばらくは、脂肪細胞が分解と乳化によって流れやすい状態が続くため、引き締まったボディラインや凹凸の目立たないなめらかな美肌を維持することができます。

キャビテーションが数ある痩身機器の中でも注目され、セルフエステサロンや家庭用として利用する人が増えているのは、ダイエットと美容の両面にアプローチできることが大きな理由となっています。

キャビテーションに期待できるダイエット効果とは？

破壊された脂肪細胞が血中に溶け出し、スピーディーに体外へ排出されていく、画期的な痩身機器のキャビテーション。

では、キャビテーションを使うとどのような効果が期待できるのでしょうか？

セルフエステサロンや家庭用でキャビテーションを使おうと考えている人に向けて、ここでは気になる効果をまとめてご紹介します。

セルライトのケアに役立つ

皮膚を少し押したり、つねるだけでも現れる凸凹した見た目が特徴のセルライトは脂肪の塊と言われています。

また体内に老廃物や脂肪細胞が蓄積したまま、適切なケアをしていないとすぐにセルライトに変わってその範囲が広がってしまうリスクも。

キャビテーションはセルライトの原因となる脂肪細胞を分解・乳化して体外へ流していくため、セルライトによる凹凸が目立たないお肌状態とすっきりしたボディラインに整えることができます。

むくみの改善や予防

女性に特に多いむくみは、余分な水分や塩分が溜まって血管が圧迫され、血流が悪くなっていることや、脂肪が凝り固まった状態で血管に負担をかけている影響がが原因と言われています。

キャビテーションを使うと、硬くなった状態の脂肪細胞に刺激を与えてやわらかな状態になるため、むくみのもととなる老廃物や余分な水分・塩分が流れやすくなります。

またキャビテーションはハンドでのマッサージでは実現できない、繊細で心地よい振動を皮膚に与えるため、めぐりがスムーズになってむくみ特有のだるさや重さの解消、予防にアプローチできます。

ダイエット後によくあるリバウンドの予防に役立つ

食事制限やトレーニングの一般的なダイエットは、脂肪細胞の破壊が難しく、破壊されない脂肪細胞が残ったままだと、食生活の乱れや運動不足などの影響でその量が増えてしまいます。

キャビテーションを使って壊れた脂肪細胞は、再生や新しく産生されることがないと言われているため、ダイエット後によくあるリバウンドの予防に役立ちます。

キャビテーションはこのようなメカニズムから、「メスを入れない、切らない脂肪吸引」という魅力的なキャッチフレーズがつけられているんですよ。

キャビテーションの痩身効果を活かすためのセルフケア

体内に蓄積したままの脂肪と老廃物に作用しながら、スリムなボディラインと軽やかさを取り戻してくれるキャビテーション。

セルフエステサロンや自宅でキャビテーションを使った際、この痩身効果を長く維持するために、手軽にできるセルフケアを一緒にチェックしてみましょう。

週1～2回を目安にキャビテーションを使う

キャビテーションで脂肪や老廃物が流れやすい状態に整えておくためには、週に1～2回程度使用することが推奨されています。

キャビテーションを使って脂肪細胞が刺激されると、体内のめぐりがスピーディーになって一時的にカラダの疲労を感じることがあります。

ですがこの状態はキャビテーションの効果が活きているサインの「好転反応」になるため、過度な使用には十分に気を付けるようにしましょう。

カラダを冷やさないように気を付けること

キャビテーションを使ってガンコな脂肪にアプローチできても、カラダが冷えていては体外へ排出されるリズムが不安定になってしまいます。

キャビテーションで痩身ケアをする際には、湯冷めしやすいシャワーのみの入浴を避けたり、薄着過ぎる服装に気を付けて、カラダを冷やさないように気を付けましょう。

また、特に以下のパーツを温めておくと全身の保温につながり、キャビテーションの痩身効果が出やすくなります。

• 首：細かな神経、血管、リンパ管が存在し、温めると全身に血液が運ばれていく
• 体幹：カラダの中でもっとも大きな筋肉となり、温めると全身の血流アップに作用する

マッサージとこまめな水分補給を行う

キャビテーションは脂肪が流れやすいカラダの土台を整える効果があり、カラダが保温された入浴中・入浴後にマッサージを行うと、お互いの相乗効果が出やすくなります。

またキャビテーションを使用している期間は、スムーズなめぐりを維持しておくためにも、こまめに水分補給を行うようにしましょう。

おわりに

ダイエットのリバウンドを繰り返している人や、むくみやセルライトが繰り返し出てしまう人にも、キャビテーションは軽やかさも実感できる、安全性の高い痩身機器です。

暑さが厳しいこの季節、肌見せのファッションアイテムを自信を持って着こなすために、キャビテーションの痩身ケアをさっそく始めてみてくださいね。